先日誕生日だったんだけど、ほぼ祝われることもなくw
もはやハピバが嬉しい年ではない気がするんだけど、寂しいといえば寂しい?
それはいいとして、ここ5年ぐらい色んな意味で変化のなく薄く中身のない、けれども長く苦痛な5年間を過ごしてきたので、「まだ30じゃないんだ」という感じ。
去年辺りまではまだ「年取っちゃったな~」って感じだったけど、一旦あそこから抜けて自分の来た道を振り返ってみたらあまりにも重すぎてw
もう現時点で、このあとの人生のあらゆる苦痛を味わってしまったのではないか?という気がしてます。なので、気分は30代。
今後も色々あるとは思うけど、よほど酷いものでない限りは、おそらく昨年度までに経験したことの方が相対的に酷くて、まあ大学院以前の地獄よりはマシだなと思えると思いますw
まあ自分の話はこれぐらいにして、世の中的な話も。
こういうのをなんで書き起こしているかと言えば、やっぱり今何を思っているかというのを後で振り返れるようにするためなんだよね。
別に動画でもいいんだけど、文章のほうが読むのは自分のペースでできてしまうので。速読苦手だけど、自分で書いた文章は比較的読みやすいので。
他の人からは知らないよ?
少なくとも私自身は。
では、X(Twitter)は社会実験としては非常に面白かったなという話。
これは2ちゃん以上の面白さで、2ちゃんでは基本的にみんなトリップ付けたり、コテハン名乗ったりしない限りは完全に匿名で、つまりアイデンティティすらない状態での書き込みだったんだけど、Xではそこにアカウントとコテハンがあって、匿名だけど、個々のアイデンティティは確立されているというなかなか面白い状況でした。
しかも、短文投稿だから気軽に始められて、もっと攻めた言い方をすれば、長文を読む気になれない、長文が書けない人たちにとっても使えるもので、それまでブログという
ある程度文章が書けることが前提のコンテンツ
=ある程度知能がなければできないサービス
=ある程度の質が担保された世界
しかなかったところに降ってきたまさに革命的SNSだったんじゃないかなと思います。
そして、これによって何が起きたかって言えば、
- 全員匿名で
- あらゆる立場の人が全員一箇所のサービスを使っていて
- 相互に繋がったりコミュニケーションを取ることができ
- しかしながらそれぞれが個々のアイデンティティを有している
という今までになかったフラットな、正しくインターネットの中の公共の場が誕生しました。3Dのアバターは無いにしても、実質サマーウォーズみたいな世界が出来上がったということだと思います。
で、それで一体どうなったのか?
みんなの理想としては、色んな人がフラットにつながることで理想的な社会というか、相互理解が深まったり、会いに行けるアイドル的な?そんな感じの一人一人の距離が縮まってお互いに楽しみを共有し合えるような、そんな世の中になっていくんじゃないかな?と思っていたのではないでしょうか?
でも、現実は全然違くて、まあ言葉にするのも憚れるような醜い戦いが日夜繰り広げられています…。
かつてはネタツイばかりがバズっていたところ、ひとたびならず者が入ってしまったら「悪貨は良貨を駆逐する」という現象が起き、不満のほうがバズるようになって人々は不満ばかりを呟くようになり、誹謗中傷が横行してまともな人の幸せが侵害されたり、距離感が近くなったことでストーカー被害が発生したりと、今現在、最終的な局面としては負の側面のほうが大きく出てしまっているように思います。
なので、結果として全員を一つのSNSにぶち込むという社会実験は失敗に終わってしまった、という結果が得られたなと。
興味深いというか、貴重な知見が得られたんじゃないかな?と思います。
これはもはやブロックやミュートだけでどうにかなる問題ではなく、マナーの悪いツイートがバズってしまうという土壌が出来上がってしまった以上、どうにもならない問題だということで…。
イーロンがなんかやってくれる可能性だって0ではないけど、我々は基本的にはこうなるという結果を踏まえて、もっと先へ行かなくてはいけないんじゃないかな?と思います。
そんな感じ。
まあ一つ、今年度に大きく成長したことを挙げれば、スマートでない人の相手をしているとメンタルに来るしすごく時間の無駄だということ。Twitterから一旦離れることでそこに気付くことができた。
それ以外にも色々と気付きが多くて、その意味で今年は本当に大きな収穫があったと思う。
そういや最近打ち消し線芸をしなくなったなーと思うんですが、これもTwitterの影響かな?
ちなみに、私の打ち消し線芸の原点はおそらくニコニコ大百科だと思います。他にもあったかな?